・縫製品の品質管理方法(異物・危険物混入対策)
1. 生産、折り畳み梱包作業者は保護キャップを被って作業を行います。
2. 折り畳み梱包作業にあたり、作業前に作業台をきれいに清拭し。異物を発見した場合には排除して常にきれいな作業環境を維持します。
3. 最終製品は、それぞれ各枚ごとに目視検品を実施して、異物があれば取り除きます。
・針管理運用方法(針管理表)
1. 針の混入を防止するため、各枚ごとに検針を実施ししています。
針の交換管理表をご覧ください。
2. 針の管理方法を添付いたします。ご確認ください。
検針機の写真画像もご覧ください。
・折れ針発生時の対処方法
1. 針折れが発生したとき
1>針折れの発生を認めた縫製作業者は、生産管理責任者に報告し、作業者と責任者は、ミシン設備の周囲5m以内を
重点的に探索します。
見つけられた場合
1.1>発見した折れた針を回収し、針管理担当者が保管している新しい針と交換します。針管理担当者は針折れの発生を記録します。
見つけられなかった場合
2.1>縫製作業者と生産管理責任者によって折れ針が発生したミシン設備の周囲5m以内すべての製品に対して検針を実施します。
2.2>更に、縫製作業者と生産管理責任者、製造現場責任者の3名によって探索作業を継続し、発見したら1.1>と同様の処理を実施します。
2.3>それでも発見されなかった場合は、工場長に折れ針発生と発見できなかった探索の状況を説明して報告します。そのうえで、工場長は必要書類にサインして新針に更新します。また、関係者全員に対して発生状況を報告し、再発防止の教育訓練を実施します。
・製品内混入検の検針方法(テストピースでの点検方法、検針記録)
1 .自動検針機です。検針記録をご覧ください。
・検針機・テストピースのスペック
1. 写真画像をご覧ください。
・不具合品発生時の対処方法
1. 各枚ずつ検品を実施して不良品を取り除きます。
2. 不良品発生をできるだけ抑制するため、生産しながら検品を実施しています。
不良品発生を発見した場合、不良品を取り除いたうえで、速やかに不良内容を生産現場のQC担当者に伝え、その後の縫製作業時に注意喚起し、作業指図書を改訂して標準化します。